「dカード GOLD」は「dカード」よりワンランク上のカードとして、クレジットカード人気ランキングでも上位にランクされています。どのような点が評判になっているのでしょうか。聞けば納得のお得なメリットと、dカード GOLDを持つ方法について紹介します。
目次
この記事に登場する専門家
新井智美
トータルマネーコンサルタント。
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。
dカード GOLDの評判・口コミを紹介!
編集部が調査した、dカード GOLDの実際のユーザーからの評判を紹介します。
ポイント還元率が高い
dカード GOLDはポイント還元率が高いとの評判が多くの方から集まりました。
dカード GOLDの還元率は通常1%ですが、dポイント特約店やdポイント加盟店で利用するとさらにポイントが2倍、3倍にアップします。ポイント還元率の高いカードをお求めの方にはおすすめの1枚です。
- ノジマ/100円(税込)ごとに1%+3%割引
- ENEOSでんき、ENEOS都市ガス/200円(税込)ごとに1.5%
- オリックスレンタカー/100円(税込)ごとに4%
- JAL/100円(税込)ごとに2%
- 髙島屋/200円(税込)ごとに1.5%
- ジェイアール名古屋タカシマヤ・タカシマヤゲートタワーモール/100円(税込)ごとに1.5%
- マツモトキヨシ/100円(税込)ごとに3%
- 丸善ジュンク堂書店/200円(税込)ごとに1.5%
- タワーレコード、タワーレコード オンライン/100円(税込)ごとに2%
- 紀伊國屋書店/100円(税込)ごとに2%
- 洋服の青山/100円(税込)ごとに2%
- THE SUIT COMPANY/100円(税込)ごとに2%
- ショップジャパン/100円(税込)ごとに2%
- ドコモオンラインショップ/100円(税込)ごとに2%
- dショッピング、d fashion、dブック/100円(税込)ごとに2%
- 日経ビジネス、日経WOMAN/100円(税込)ごとに3~5%
- プレジデント社/100円(税込)ごとに3%
- スターバックスカード/100円(税込)ごとに4%
- ドトールバリューカード/100円(税込)ごとに4%
- サカイ引越センター/100円(税込)ごとに4%
- おそうじ本舗/100円(税込)ごとに1%+5~10%割引
- ビッグエコー/100円(税込)ごとに3%
- 東京無線タクシー/100円(税込)ごとに2%
- コスモでんき/100円(税込)ごとに2%
- サミットエナジー/100円(税込)ごとに2%
実際の口コミの一例
20代・女性
dポイントが貯まりやすいです。家族が皆ドコモを使用しているのと、d払いもよく利用するのでdポイントが貯まるのはとても便利で嬉しいです。前年の利用額によって使えるクーポンも配布され、金額も20000円分と、かなりお得感がありました。こちらメインカードとして利用していますが、現状不満なく使用する事ができています。
30代・男性
申し込む前は、年会費がいるからと躊躇していましたが、年会費以上のポイントが年会費の継続と同時に着くこと、更には月々の携帯代からのポイント還元率は非常に良いです。更には連携しているお店も多く、そこでD払い設定でさらにクレジット決算にしていると多くて25%ポイント還元という特典もあり月々の携帯の支払いに回すことも出来るのでかなり生活費がういているように思います。
20代・男性
クレジットカードは3枚所持しており、その中の1枚として「dカード GOLD」を使用しています。カードの審査もそれほど厳しくなく、尚且つポイントの還元率も良いので非常に満足して使用することが出来ています。約3年程度メインカードとして使用していますが特に不満なく使うことが出来ているので私自身はお勧めのクレジットカードだと感じています。
ドコモユーザーのメリットが多い
dカード GOLDはドコモユーザー以外の方も保有できますが、ドコモユーザーから根強い人気を誇るカードであることがわかりました。
dカード GOLDはドコモの携帯料金やドコモ光の利用料金1,000円につき、dポイントが100ポイント還元されるなど、ドコモユーザーの方は持っていて損のない1枚です。
実際の口コミの一例
20代・女性
ドコモユーザーであるならば、毎月の使用量の10%を還元してくれるサービスが最大の魅力だと思いました。この10%というのはかなりの還元率だと思います。携帯料金の負担の軽減にも繋がりますし、ポイントもたくさん得られるのは魅力的だと思います。デメリットとしましては、やはりゴールドカードなのでそれなりに年会費がかかるところです。
40代・男性
予想していた以上に使えるカードです。スマホ・ドコモ光料金1,000円に付き100ポイント付与されます。これで年会費の11,000円の元が取れます。(一応スタッフの方に確認を取ってもらってください)後はd払いの際にクレジット払いを選択すると1.0%付与率が付きます。d払いが使用できる店舗も増えて来てますので、普段の買い物でもポイントが貯まると思います。ドコモユーザーなら持っていて損はないカードです。
20代・男性
ドコモのケータイ・ドコモ光の利用金額1,000円ごとに税抜金額の10%dポイントが貯まるようになっている点で大満足しています。ドコモ利用者として、生活費の一部となるケータイ代・ドコモ光にかかるお金を支払うだけでここまでポイントを還元してくれるのかと今でも恐縮な思いです。dカード GOLDは特に、ドコモのサービスを長く利用している人にオススメしたいです。
dカード GOLDとは?
dカード GOLDは、携帯電話会社大手のNTTドコモ(以下、ドコモ)が発行するクレジットのゴールドカードです。ショッピングやdポイント加盟店でのポイント付与、電子マネー「iD」の利用、各種補償・保険など、さまざまなサービスが付いています。
年会費有料のカードですが、ノーマルなdカードにはないサービスがあり、dカードで受けられる同じサービスでもポイント付与率が高い、補償額が大きいなどメリットも多く、持っていて損のないカードといえます。2023年6月現在で会員数は1,000万人を超えています。
株式会社 NTT ドコモ(以下、ドコモ)は、クレジットサービス「d カード®」「d カード GOLD®」において、会員数※1が2023年6月12日(木)に1,700万人を突破いたしました。
引用元:「dカード」「dカードGOLD」会員数が1,500万を突破
dカード GOLDの基本スペックと特徴
dカード GOLDは年会費が1万1,000円(税込)かかります。基本スペックは、支払い方法としてクレジットの他に電子マネー「iD」、バーコード、QRコード決済の「d払い」を利用できるほか、Visaのタッチ決済にも対応しています。買い物100円(税込)ごとにdポイント1ポイントが付与されます。
保険も充実しており、高額補償の海外旅行・国内旅行保険が付帯しています。ショッピング保険は年間300万円まで補償されます。国際ブランドはMastercardとVisaの2種類です。「dカードGOLD家族カード」は3枚まで発行可能で、1枚目は無料で発行。2枚目以降は年会費1,100円(税込)がかかります。日本国内・ハワイの主要空港ラウンジ利用無料の特典もあります。
dカード GOLDを保有する4つのメリット
dカード GOLDにはドコモユーザーはもちろん、ユーザー以外の方が使ってもお得なメリットがたくさんあります。
- 使い道の広い「dポイント」がざくざく貯まる
- ドコモユーザー以外もお得、ドコモユーザーならもっとお得
- 海外旅行に役立つ特典、保険が付帯
- ケータイ補償は最大10万円と充実している
メリット1:使い道の広い「dポイント」がざくざく貯まる
dカード GOLDは、買い物100円(税込)につき1ポイントのdポイントが付与されます。貯めたポイントは原則として1ポイントからdポイント加盟店での代金支払いに使うことができます。dポイント加盟店には各業界を代表する人気のチェーン店や有名企業が多数加盟しているため、ポイント付与の機会は多いでしょう。加盟店数は2024年1月末現在で573社、約10万店舗(dポイント/d払い公式サイト)を超えています。
dポイントカードは下記のような、さまざまなジャンルの店舗やサービスで使うことができます。代表的な加盟店をピックアップしてみます。
- コンビニ:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど
- 総合ネットショッピングサイト:Amazon、ショップジャパンなど
- ドラッグストア・化粧品:ココカラファイン、サンドラッグ、マツモトキヨシなど
- スーパーマーケット・ディスカウントストア:イトーヨーカドー、オーケー、東急ストアなど
- ショッピングセンター・ホームセンター:カインズ、パルコ、ラフォーレ原宿など
- 百貨店:髙島屋、大丸、松坂屋など
- 家電量販店・AV機器:ノジマ、ビックカメラ、ヤマダデンキなど
- ファッション:ハニーズ、メガネスーパー、ユニクロなど
- 食料品・日用品・生活雑貨:IKEA、ロフトなど
- 本・書籍・文房具:紀伊國屋書店、ジュンク堂書店、ブックオフなど
- 趣味(ショッピング):アニメイト、タワーレコード、ディズニーストアなど
- その他ショッピング:セカンドストリート、東海キヨスク、NEXCO西日本など
- ファーストフード:ケンタッキーフライドチキン、すき家、マクドナルドなど
- カフェ:上島珈琲店、エクセルシオールカフェ、コメダ珈琲店など
- スイーツ:サーティワンアイスクリーム、デザート王国、ロワイヤルテラッセなど
- レストラン:鎌倉パスタ、ガスト、はま寿司など
- 居酒屋・バー:甘太郎、いろはにほへと、はなの舞など
- デリバリー・テイクアウト:ほっかほっか亭、ほっともっとなど
- レジャー:鈴鹿サーキット、スパリゾートハワイアンズ、東京ドームシティなど
- エンターテイメント・チケット:イオンシネマ、ラウンドワン、ルミネtheよしもとなど
- 旅行:伊豆箱根鉄道駿豆線、北海道拓殖バス
- ホテル・旅館・宿泊施設:JR東日本ホテルメッツ、ホテルニューオータニなど
- ガソリンスタンド:神原石油、コスモ石油
- タクシー:Japan Taxi、得タク、フラワータクシーなど
- 車・レンタカー・駐車場:エローハット、オートバックス、ナビパークなど
- 学習:大町自動車学校(佐賀県)、札幌篠路自動車学校
- 趣味・カルチャー:暮らしの学校、パレットプラザなど
- 新聞:朝日新聞デジタル、ASA(朝日新聞販売所)
- エネルギー:イデックスでんき、大阪ガス、東邦ガスなど
- ライフプラン:アフラック、SMBC日興証券、NTTなど
- 住まい・引っ越し:赤帽ナカヤ急送、アート引越センターなど
- 暮らし:おみずやさん、ヤマト運輸、郵便局など
- 美容・健康:てもみん、リーブ21、ルネサンスなど
- 海外:ドーミーイン(韓国)など
- ポイント交換:イオンカードなど
- その他のサービス:アイカサ、リクルートかんたん支払い ※2021年9月末現在
以上のように各ジャンルの人気店が多数加盟しているので、ポイントがざくざく貯まるというのも納得です。自分がよく使う加盟店がどの程度あるかをチェックして申し込むかどうか判断するのも有効な方法です。加盟店は随時追加されます。上記はほんの一例ですので、全加盟店は公式サイトでご確認ください。
メリット2:ドコモユーザー以外もお得、ドコモユーザーならもっとお得
dカード GOLDはドコモユーザーにはとてもお得な特典があります。ドコモユーザーが携帯電話料金をdカード GOLDで支払うと、1,000円(税抜)あたり税抜金額の10%がポイント還元されます。つまり、月1万円(税抜)以上携帯電話料金を払う方は、年会費分以上のポイントを得ることができる計算です。ドコモユーザー限定とはいえ、10%のポイント還元はめったにない高還元率といえます。
毎月ドコモご利用料金の1,000円ごとに税抜金額の10%ポイント還元 つまり毎月のドコモご利用料金が10,000円の方は1年間で年会費相当以上の12,000ポイントがたまる!
引用元:dカード GOLD 入会特典|dカード
dカード GOLDはドコモユーザーにメリットが多いdカード GOLDですが、携帯電話料金に関する特典を除けばドコモユーザー以外の会員も同じように特典を得ることができます。たとえば、年間のdカード GOLDの利用額100万円(税込)以上で「選べるおトクなクーポン」が進呈されます。使えるクーポンがあればお得度がさらにアップします。
メリット3:海外旅行に役立つ特典、保険が付帯
dカード GOLDは海外旅行に行ったときに役立つ特典や保険が付いています。4つの特典のサービス内容を見てみましょう。
dカードトラベルデスク
海外旅行で最も不安なのは言葉が通じないことでしょう。dカード GOLDを持っていると、世界各地のデスクで、現地事情に精通した日本語スタッフが快適で安心な旅ができるようにサポートしてくれます。たとえば、スパやエステサロンの場所を調べる、レストラン、チケットの予約や手配を行うなど。また、ガイド・通訳を行うアシスタントサービスも利用できます。
海外緊急サービス
海外でカードが紛失や盗難にあわないかも心配です。dカード GOLDが紛失や盗難にあった場合、暫定的なクレジットカードを発行してくれます。日本から現地に暫定的なクレジットカード(緊急カード)を送ってくれるシステムです。また、1,000米ドル相当額以内の現地通貨をキャッシュサービスとして用立ててくれるので急な出費にも対応できます。カード紛失・盗難受付デスクは24時間・年中無休で受け付けています。
海外レンタカー
海外でも自分で車を運転したいシーンはあるでしょう。dカード GOLDには、世界最大のネットワークを誇るハーツレンタカーを割引料金で利用できるサービスがあります。アメリカ(ハワイを含む。グアムは除く)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでは、アフォーダブル料金(日本で事前に予約した場合の格安の割引料金)からさらに10%OFFになります。
海外旅行保険
海外旅行先でケガをしたり、病気になったりする可能性は十分に考えられます。海外旅行保険があれば、治療費用が補償されます。ケガや病気の他にもカメラの携行品が損傷した、ホテルのカーペットを汚してしまったなどのアクシデントが起こるかもしれません。そのようなケースの損害賠償まで幅広くサポートしてくれるので安心です。対象となる期間は、出発から帰宅まで出国から約90日以内です。担保内容及び保険金額は、以下の通りです。
- 傷害死亡:1億円
- 傷害後遺障がい:程度により400万円~1億円
- 傷害・疾病治療費用(一事故/一疾病の限度額):300万円
- 賠償責任(一事故の限度額):5000万円
- 携行品損害(年間限度額):最高50万円/盗難時30万円(一事故あたりの自己負担額3,000円)
- 救援者費用(年間限度額):500万円
- 海外航空便遅延費用特約:航空便遅延費用:以下のいずれか高い金額を定額で支払う。
宿泊施設の客室料:3万円
交通費or旅行サービス取消料:1万円
食事代:5000円
手荷物遅延:3万円
メリット4:ケータイ補償は最大10万円と充実している
dカードには「dカードケータイ補償」というサービスがあります。
購入から3年以内に偶然の事故によって紛失・盗難または修理不能(水没を含む)になった場合に補償が受けられる特典のことです。
一般カードは1万円の補償なのに対して、dカード GOLDであれば最大10万円と手厚い補償を受けられます。補償期間が3年に限定されていますが、2~3年に1度の頻度でスマートフォンを交換する人にとってはデメリットにはなりません。
万が一の紛失や修理不能時、同一機種・同一カラーのケータイ購入をご購入から3年間、最大10万円補償サポートします!
引用元:dカード | dカード GOLDのご紹介
また、本体価格10万円を超えるスマートフォンでは全額をカバーすることはできませんが、自己負担は10万円を超える部分のみに限定できます。最新機種を除けばほとんどが10万円未満で収まるので、かなりの種類のスマートフォンで全額の補償を受けることが可能です。
ただし、修理に関してはdカードケータイ補償でカバーできません。ケータイ補償には修理保証が付帯していないためです。
AppleStore等で故障修理受け付けが可能な軽い故障は交換の対象にはならず、通常通りの修理費用が必要です。
dカード GOLDはこんな人におすすめ
dカード GOLDは、主に次の4つに該当する人にはおすすめのカードです。
ドコモユーザーで携帯電話料金を月1万円以上払っている人
月に1万円以上の携帯電話料金をdカード GOLDで支払えば、年会費分以上に相当するポイントが付くので、コスト負担が減ります。それ以外にも特典が豊富なので、使い方によってはかなりお得になるカードです。
海外旅行によく行く人
dカード GOLDは、メリット3で紹介したように海外旅行に関する補償やサービスが充実しているので、海外旅行によく行く人であれば持っていると安心できるカードです。
ポイントをたくさん貯めたい人
「ポイ活」という言葉があるくらい、ポイントを貯めるのが楽しみという人は多いでしょう。dカード GOLDはポイントが貯まる機会が多いので、ポイントマニアの人におすすめのカードです。
初めてゴールドカードを持つ人
「ゴールドカードを持つのはハードルが高い」と感じる人もいるでしょう。年に数万円という高額な会費の元を取れるのかという不安もあります。dカード GOLDは年会費が1万1,000円(税込)と、ゴールドカードとしてはそれほど高額ではありません。メリット2で紹介したように、ドコモの携帯電話料金をdカード GOLDで支払えば10%分のポイントが還元されるので、年会費の元は取りやすいカードといえます。初めてゴールドカードを持つ人におすすめのカードです。
もう1点、最近では次に紹介する「ahamo」のユーザーにとってもお得なカードになっています。
dカード GOLDは「ahamo」ユーザーと相性抜群
dカード GOLDはahamoのユーザーと相性がよいカードです。ahamo自体が格安料金であるのに加え、dカード GOLDの特典と合わせるとお得感が一段と増すからです。料金プランをahamoに切り替えたときにdカード GOLDにステップアップするのもよいかもしれません。
ahamoとは?
最近よく耳にするahamoとは、ドコモが2021年3月26日から提供を開始した新しい料金プランのことです。ahamoは月額料金が2,700円(税抜)と格安で、利用可能データ量が20GBというプランです。5分以内の通話料が無料という特典が付いています。申し込みは18歳以上から可能。実店舗では受け付けておらず、申し込みからサポートまですべてオンラインのみの受付となります。
出典:NTTドコモ公式サイト
ahamoユーザーだけのdカード GOLDのメリット
ahamoユーザーだけが受けられるdカード GOLDのメリットもあります。1つは、携帯電話料金100円(税込)ごとに10%ポイントが還元されることです。ドコモ料金プラン(ahamo以外)が1,000円(税抜)あたり税抜金額の10%還元であることを考えると、還元のハードルが低くなります。ただし、付与の上限は300ポイントになります。
もう1つは、ahamoの利用可能データ量(20GB)に5GB増量される特典が付くことです。合計25GBを格安料金で利用できるのは魅力的です。
【ご利用額10%還元特典(上限300ポイント)】 ahamo回線をdカード GOLDのご利用携帯電話番号として登録しているお客様を対象に、dカード GOLDのご利用額の10%をdポイントとして還元いたします(上限300pt/月)。
引用元:ahamo×dカード GOLD特典について教えてください。 | よくあるご質問 | ahamo
dカード GOLDのデメリットとは?
特典が多いdカード GOLDですが、2つのデメリットに注意する必要があります。
デメリット1:年会費が高い
dカード GOLDは、年会費が1万1,000円(税込)かかります。ゴールドカードの年会費は人気カードが1万1,000円で横並びの傾向があり(一部1万円以下や2~3万円台のカードも)、dカード GOLDが特別に高いというわけではありません。しかし、年会費を考えてゴールドカードをつくるのを躊躇する人も多いでしょう。dカード GOLDやドコモの公式サイトで特典内容をチェックして、自分がその特典を得る使い方ができるかどうかで判断する必要があります。使い方によっては年会費を上回るリターンを得られる人もいるので、実質的にコストがかからない場合もあります。
デメリット2:海外旅行に行かない人、ドコモユーザー以外にはお得感が少ない
dカード GOLDは海外旅行に行かない人や、ドコモユーザー以外にはお得感が少ないかもしれません。dカード GOLDは海外旅行に関する特典は多いですが、国内旅行しか行かない人にとっては受けるメリットは少なくなります。
また、携帯電話料金の10%ポイント還元はドコモユーザー以外受けられないので、ユーザーでないとノーマルのdカードとポイントの還元率に大差はありません。
知っておきたい! dカード GOLD 家族カードのメリット
dカード GOLDでは本会員ユーザーはもちろん、家族会員の方が使える家族カードも発行できます。
ここでは家族カードのメリットを見ていきましょう。
ポイントをまとめてためよう! 家族のお支払いを集約できる
dカード GOLDの家族カードの利用代金は本会員の口座からまとめて引き落としされます。家族カードの利用ポイントも本会員に集約されるので、ポイントが1つにまとまることで管理しやすくなるでしょう。
家族で協力して貯められるのは家族カードならではのメリットです。
お支払い口座をひとつにまとめて管理できる「dカード 家族カード」。家族でつかえば、家族カード利用分もポイントがたまります。
引用元:dカード 家族カードのご紹介
家族の支出がわかりやすい!家計管理もラクに
家計管理をするとき、引き落とし口座が複数存在すると家計簿に落とし込むのが面倒で間違いも発生しやすいです。dカード GOLDの場合、本会員の口座1つあれば家族会員の支払いも管理できます。
家族の家計をまとめて管理したい人にもおすすめです。
dカード GOLD 家族カード1枚目は年会費無料! 受けられるサービスは本会員と同じ?
家族会員の年会費は1枚目が無料です。2枚目以降は1,100円(税込)の年会費がかかるものの、本会員の年会費11,000円(税込)と比較して10分の1と格安で利用できます。
「GOLD年間ご利用額特典」は本会員のみが対象ですが、それ以外は本会員と同じサービス内容です。
たとえば家族旅行が好きな家庭の場合、家族会員の全員がGOLDカードの保障を受けられます。
海外旅行保険と国内旅行保険について、一般カードでは29歳以下という年齢制限がありますが、GOLDカードなら年齢制限はありません。保険金額も以下の通り、一般カードよりもはるかに充実しています。
dカード GOLD | dカード | |
---|---|---|
海外旅行保険 | 年齢制限なし 最大1億円 |
29歳以下のみ 最大2,000万円 |
国内旅行保険 | 年齢制限なし 最大5,000万円 |
29歳以下のみ 最大1,000万円 |
dカード GOLD とdカードの違い
dカード GOLD とノーマルのdカードにはどのような違いがあるのでしょうか。
dカード | dカード GOLD | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 1万1,000円(税込) |
還元率 | 1.00%~4.50% | 1.00%~4.50% |
ポイント種類 | dポイント | dポイント |
電子マネー | iD | iD |
スマホ決済 | d払い(QR/バーコード決済) | d払い(QR/バーコード決済) |
旅行保険 | 海外旅行:2,000万円 国内旅行:1,000万円 ※29歳以下限定 |
海外旅行:最大1億円 国内旅行:最大5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円まで | 年間300万円まで |
申し込み | 公式サイト | 公式サイト |
まず、コストの違いがあります。dカード GOLDは年会費が1万1,000円(税込)かかります。ただし、年会費無料のdカードよりも有利なサービスが用意されているので、利用の仕方によっては年会費分以上の還元を受けられる可能性もあります。
次に各種補償の金額や待遇に差があります。携帯電話端末の補償額が、dカード1万円に対し、dカード GOLDでは10万円補償されます。補償期間もdカードは1年以内であるのに対し、dカード GOLDは3年以内とよりワイドになります。海外旅行・国内旅行保険もdカードは29歳以下が対象ですが、dカード GOLDは年齢の制限がありません。30歳以上の人はdカード GOLDにしたほうが安心です。
このようにdカード GOLDは年会費がかかる分かなり優遇されるので、dカードを利用する回数が多くなったら、dカード GOLDへの切り替えを検討してみるのもよいかもしれません。
dカード GOLDと人気ゴールドカードを比較
次にdカード GOLDと 人気のある代表的なゴールドカード「JCBゴールド」では、どのような違いがあるか比較してみましょう。
dカード GOLD | JCBゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 1万1,000円(税込) | 1万1,000円(税込) |
還元率 | 1.00%~4.50% | 0.50%~10.00% |
ポイント種類 | dポイント | Oki Dokiポイント |
電子マネー | iD | QUICPay |
スマホ決済 | d払い(QR/バーコード決済) | Apple Pay(非接触型決済) |
旅行保険 | 海外旅行:最大1億円 国内旅行:最大5,000万円 |
海外旅行:最大1億円 国内旅行:最大5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間300万円まで | 年間500万円まで |
申し込み | 公式サイト | 公式サイト |
dカード GOLD、JCBゴールドともに年会費は1万1,000円(税込)ですが、JCBゴールドは初年度無料なのでややお得です。しかし、ポイント還元率はdカード GOLDが基本1.00%に対し、JCBゴールドは基本0.50%と開きがあるので、長い目でみればdカード GOLDのほうがお得だといえそうです。ただし、特約店ごとに異なる「ポイント倍付け特典」があるため、利用する店舗によって還元率が変わる場合があります。上記還元率は参考までにお考えください。
基本スペックは、dカード GOLD、JCBゴールドともにクレジット、電子マネー、スマホ決済が利用可能です。旅行保険、ショッピング保険もともに付帯しているので、補償の点でも大差はないでしょう。
1点注意しなければいけないのは、JCBゴールドのポイントが1ポイント1円の等価ではないことです。dカード GOLDは利用金額100円(税込)につき1ポイント付与され、1ポイント1円として支払いに利用できます。一方のJCBゴールドは利用金額1,000円(税込)につき1ポイントの付与となります。JCBギフトカード5,000円分を1,100ポイントで交換できるため、実質的な還元率は約0.50%となります。交換する品目によってポイントのレートが変わる点に注意が必要です。
出典:JCBゴールド公式サイト
dカード GOLDの審査難易度や年収制限は?
気になるのが、審査の難易度や年収制限です。dカード GOLD は満18歳以上(高校生を除く)で、安定して継続収入のある人が申し込めます。dカード GOLDの審査は、ノーマルのdカードより難易度が高いといわれています。
年収制限については公式サイトに記載はありませんが、金融サイトの情報を総合すると年収300万円程度でも審査が通る可能性があるようです。年収が低いからといってあきらめる必要はないでしょう。
審査に通りやすくなるためのコツもあります。まずdカードをすでに利用していれば利用実績があるため審査に有利となります。アップグレードという形になるので、dカードで実績を積んでから申し込むのもひとつの方法です。また、ドコモのユーザーで携帯電話料金を滞りなく支払っていれば信用力が高まることから有利になります。
もう一つ、お金に困っていないことを示すため、キャッシング枠を0円で申し込むと審査で印象がよくなるともいわれています。
dカード やdカード GOLDはドコモのユーザー獲得につなげる目的で発行しているので、格式の高いゴールドカードに比べれば難易度は低いと考えられます。
dカード GOLDを発行するまでの手順
dカード GOLDを発行するまでの手順(オンラインの場合)は、以下のように進めます。
- 入会に必要な預金通帳などの口座情報を確認できるもの、本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)、勤務先の社名・住所・電話番号などを確認できるものを用意する。
- パソコンまたはスマホでdカード GOLD公式サイトから入会の申し込みを行う。
- 受付メールを受信(本人確認書類等に不備がなければ5分程度)する。
- 入会審査が行われる。
- 審査に通れば、最短5日でクレジットカードが到着する。
カードが届いたら以下の作業を行い、カードを使えるようにします。
・カードの内容を確認し、裏面にサインする。
・dポイントの利用開始手続きを行う。
・電子マネー「iD」をおサイフケータイで利用する場合は手続きを行う。
・dカード公式サイトにログインし、利用明細の照会や、各種サービスの申し込みを行う。
・メール配信サービスの設定を行う。
カード発行会社概要
カード発行会社 | 株式会社NTTドコモ |
---|---|
所在地 | 〒100-6150 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー |
設立年月日 | 1992年7月1日 |
電話番号 | 03-5156-1111 |
会社概要 | https://www.nttdocomo.co.jp/service/dcard/ |
dカード GOLDに関するよくある質問
- dカード GOLDはどんな人におすすめ?
- dカード
GOLDはドコモユーザーなら特におすすめなカードです。
付帯している空港ラウンジ利用権や旅行保険、お買い物保険に加え、ドコモユーザーは、毎月のドコモのケータイ・ドコモ光の利用料金の10%をポイント還元できる点や3年間で最大10万円のdカードケータイ補償が付く点が特徴です。
- ゴールドカードとは?
-
クレジットカードのゴールドカードとは一般カードよりも一つ上のステータスのカードになります。具体的な特徴としては空港ラウンジの利用権やサービス、ショッピングや国内・海外旅行の付帯保険が一般カードよりも充実している傾向があります。
ゴールドカードよりもステータスが上のカードとしては「プラチナカード」「ブラックカード」があります。
- dカードからdカード GOLDの切り替えで注意することは?
-
映像配信や音楽アプリなどサブスクリプションのサービスの支払い時にクレジットカードを利用している人はdカード GOLDへ支払先の変更が必要です。
dカード GOLDに切り替えた後では、dカード時の支払い明細を確認できなくなるので、定期払いの切り替えは確実に行いましょう。
記事に登場した専門家のプロフィール
トータルマネーコンサルタント
新井智美
福岡大学法学部法律学科卒業。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。また、個人事業主の法人化における手続きアドバイス等も行う。
■公式サイト:新井智美オフィシャルウェブサイト|トータルマネーコンサルタント
■保有資格:
・CFP®資格認定者
・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)(日本FP協会)
・DC(確定拠出年金)プランナー
・住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会&金融検定協会認定)
・証券外務員
新井智美氏 dカード GOLDの魅力は?
dカードが年会費無料である点に対し、dカード GOLDの場合は年会費が11,000円(税込)かかります。とはいえ、ドコモ料金が10%還元されるため、使い方によっては十分に年会のもとを取ることが可能です。また、dカードで購入した携帯端末が全損や紛失、もしくは盗難にあった際に、dカードにはない、購入後3年間最大10万円までが補償される「ケータイ補償サービス」が付いている点や付帯保険の内容が充実している点も見逃せません。