クレジットカードには国際ブランドを付帯しており、「Visa」、「JCB」、「Mastercard」、「American Express」、「Diners Club」が5大ブランドとして知られています。国際ブランドの選択については、特に気にしない人もいるかもしれません。しかし、国際ブランドの選択は、その後のクレジットカードの利用において大きな影響を与えることを知っておきましょう。
今回は5大ブランドのなかから「Visa」と「JCB」に焦点を当て、どのような違いがあるのかを比較するとともに、選ぶ際のポイントについて解説します。
VisaとJCB、選ぶならどっち?
VISAとJCBのどちらかを選ぶ前に、それぞれの概要について理解を深めておきましょう。それぞれの主な違いについて以下に表にしました。
JCB | Visa | |
---|---|---|
加盟店数 | 約1億3,000万店 | 約4,600万店 |
シェア率(日本)2020年度調査 | 50.8% | 28.0% |
シェア数の多いエリア | 北米アメリカ | 日本 |
特典 | ・IHG® ホテルズ&リゾーツ 特別優待(20%オフ) ・eラーニング特別優待 (特定のオンラインコースが10~15%割引 ・旅行予約サイト優待 (エクスペディアやBooking.comなど) ・海外WiFiレンタル優待 (3~5%割引) |
特典によっては利用できる期間が決まっているため、事前の確認が必要 ・東京ディズニーリゾート(R)の イベントへのご招待 ・独自のポイントプログラム 「Oki Doki ポイント」が最大20倍貯 ・JCB独自のタクシーチケット ・決済手段が豊富に用意されている ・海外旅行サポートや付帯保険 ・ハワイでのJCB会員向けのサービスが豊富 |
JCBは日本が発行している国際ブランドのため日本で利用しやすいのが特徴です。ただ、海外で利用するなら加盟店の多いVISAの方が利用しやすいでしょう。JCBももちろん海外でも利用できますが、一部使えない地域も存在するため、Visaカードを持っていた方が安心です。
ただ、、JCBはアメリカの国際ブランドであるDiscover(ディスカバー)と2006年に提携し、双方の加盟店のネットワークを開放したことから、JCBカードでDiscoverの加盟店のショッピング利用が可能になっています。Discoverの加盟店はアメリカ国内を中心に1,000万店以上あることから、アメリカで利用するなら特に問題ないといえそうです。
Visaと・JCBとは国際ブランドの名称
国際ブランドとは、決済システムを提供している会社のことです。国際ブランドのなかでも、「JCB」、「American Express」、「Diners Club」は、クレジットカードも発行しています。しかし「Visa」と「Mastercard」はクレジットカードの発行は行っておらず、決済システムのみを行っている点が大きな違いです。
Visaとは
1958年にバンク オブ アメリカがリボ払いを可能とする「BankAmericard」を発行。その後、1976年に「BankAmericard」という名称を全ての国で同じように発音できるよう、「Visa」に名称が変更されました。
そして2007年に世界にある事業を集約する形で、Visa Inc.が設立され、現在では200以上の国と地域にて事業を展開しています。現在利用されているVisaカードは34億枚にのぼり、決済取扱い件数は年間で1032億件となっています。
JCBとは
JCBは会員数1億5,000万人以上、加盟店数約4,900万店を誇る、日本発祥の国際ブランドです。ほかの国際ブランド「American Express」、「Diners Club」、「銀聯」、「Discover」と提携を結び、さまざまな地域の加盟店での利用を可能にしています。
JCBのエンブレムは、3つの「S」をモチーフにしており、責任感(Support)、活力感(Strength)、親近感(Sharing)の意味が込められています。
Visaの特徴
Visaは日本のみならず、購入取引件数シェアが全世界で1位を誇っており、1枚持っていれば、海外での利用が多い人に向いています。
Visa | |
加盟店数 | 約1億3,000万店 |
シェア率(日本) | 50.8% |
シェア数の多いエリア | 北米 |
特典 | ・IHG® ホテルズ&リゾーツ特別優待(20%オフ) ・FARFETCH特別優待 (購入金額に応じた割引が適用) ・eラーニング特別優待 (特定のオンラインコースが10~15%割引 ・旅行予約サイト優待 (エクスペディアやBooking.comなど) ・海外Wi-Fiレンタル優待 (3~5%割引) ・アジアやハワイ・グアムで 使える優待特典 |
海外に行かないにしても、国内で利用できる特典も用意されていることから、持っておいて損はないといえるでしょう。
ただし、Visaはクレジットカードの発行会社ではないため、visaが直接発行しているカードはありません。さまざまな企業と提携カードを発行しているため、ご自身に合わせたクレジットカードを選びましょう。
JCBの特徴
JCBは日本発祥の国際ブランドのため、国内での利用に非常に便利です。国内旅行でも使える特典が豊富に用意されているほか、利用額に応じてポイントが獲得できるポイントプログラムがある点も、長く利用したいと思う人におすすめです。
JCB | |
加盟店数 | 約4,600万店 |
シェア率(日本) | 28.0% |
シェア数の多いエリア | 日本 |
特典 | ・東京ディズニーリゾート(R)の イベントへのご招待 ・独自のポイントプログラム 「Oki Doki ポイント」が最大20倍のポイントがたまる ・JCB独自のタクシーチケット ・海外旅行サポートや 付帯保険が充実している ・ハワイでのJCB会員向けの サービスが豊富 |
ハワイでの優待が特に充実しており、店舗での優待のほか、ワイキキ・トロリー(ピンクライン)の無料乗車が用意されています。
また、JCBはクレジットカードの発行会社でもあるため、JCBが直接発行しているカード(プロパーカード)がある点が強みです。プロパーカードを持ちたいと思うなら、JCBを選ぶことをおすすめします。
Visaのメリット
Visaを国際ブランドで持つメリットはどのようなものがあるのでしょうか。具体的には、以下の2つのメリットがあげられます。
シェア率が高いので汎用性が高い
日本国内における2020年のシェア率はVisaが最も高く、50.8%と全体の約半分を占めています。また、全世界でも1位の購入取引件数を誇っており、世界中で利用できる店舗が多い点が特徴です。
そのため、海外での利用が多い人であれば、便利に使えるでしょう。
宿泊予約が割引になる優待が付帯している
Visaカードには、宿泊予約サイトと連携した優待特典が多く設けられています。
・エクスペディア:世界3万都市の人気ホテル、100社以上の航空会社と提携しており、1億通り以上の組み合わせのなかからオリジナルのツアーが選べるサイト
(特典内容)
海外・国内ホテル宿泊料金:8%オフ
「海外・国内航空券+ホテル」料金:2,500円オフ(ただし、料金が5万円(税抜)以上であること)
・Booking.com:世界最大級の宿泊予約サイト。43言語に対応しており、24時間・年中無休のカスタマーサービスを受けられる点が特徴。
(特典内容)
Visa公式サイト内から予約することで6~10%のポイントバック(滞在の64日後以降に付与。Booking.comでの宿泊予約に利用可能)
・ホテルズドットコム:日本国内だけでなく世界200以上の国と地域の数十万件の宿泊施設を割引料金で予約できるサイト
(特典内容)
国内・海外ホテル予約で8%オフ。利用の際は、Visaの公式サイトからクーポンコードを取得する必要あり。
・Agoda:世界200以上の国と地域で200万の施設を予約可能な、世界で急成長しているオンライン旅行予約サイト
(特典内容)
Visaカードでの決済で最大8%オフ(Visa公式サイトからの予約が必要)
さらに、JALエービーシーの空港宅配サービスが15%オフで利用できるほか、キャンペーン期間によって、海外Wi-Fiレンタル代金が3~5%割引で利用できます。
そのほか、アジア(タイ・韓国・台湾)旅行やハワイ・グアム旅行での優待特典が用意されています。
JCBのメリット
JCBのモットーは「おもてなしの心」と「きめ細やかな心づかい」です。クレジットカードを保有していることでJCBが提供するサービスを受けられる点は大きなメリットといえます。
JCBならではの丁寧なサービス
サービスの内容としては、JCB独自のポイントプログラムや、海外旅行でのサポートなどがあげられます。以下にそれらの詳細について解説します。
独自のポイントプログラム
また、毎月の利用額に応じてポイントが貯まるポイントプログラムOki Dokiポイントを用意。Oki Dokiポイントプログラム対象のJCBカード会員を限定としたショッピングサイト「Oki Doki ランド」を経由してショッピングを利用すると、ポイント付与が最大20倍になるサービスがあります。
海外でのサポート
海外旅行の際には、出発前にお得な情報を知ることができる「たびらば」や、現地に設置されている「JCBプラザ」ではさまざまな問い合わせに日本語で対応してもらえます。さらに主要都市には「JCBプラザラウンジ」が設置されており、雑誌やガイドブックの閲覧、レンタル傘、インターネット、プリンター利用のサービスが受けられます。
万が一の事故や、パスポートの紛失・盗難などの緊急トラブル時には、JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートネットワークに連絡し、日本語での相談可能です。
支払い方法の変更
お支払いに困った時には、「スマリボ(あらかじめ決めた金額で支払うサービス)」や、スキップ払いが用意されているほか、キャッシングサービスやカードローンの利用も可能です。
ここまで紹介したサービスは、JCBの個人向けクレジットカードに全て付帯しています。
さらに、クレジットカードに付帯している保険の内容も充実しています。海外・国内旅行傷害保険、国内・海外航空機遅延が自動付帯されているものや、「スマートフォン保険(利用付帯)」といった、偶然の事故によってスマートフォンのディスプレイが破損した際に、自己負担額1万円を差し引いた額を補償してくれます。これらの補償はJCB ORIGINAL SERIESに付帯しており、一般カードの場合、海外はもちろん国内旅行での傷害による死亡や後遺障害に対しては最高3,000円の補償があります。そのほかJCB ORIGINAL SERIESの一般カードに付帯している保険の内容は以下のとおりです。
海外旅行(利用付帯)
傷害による死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
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傷害による治療費用 | 1回の事故につき、100万円まで |
疾病による治療費用 | 1回の病気につき、100万円まで |
賠償責任 | 1回の事故につき、2,000万円まで |
携行品損害 | 1旅行中につき20万円まで (保険期間中100万円まで。自己負担3,000円あり) |
救護者費用等 | 100万円まで |
国内旅行(利用付帯)
傷害による死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
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スマートフォン保険※(利用付帯)
ディスプレイ破損 | 最高3万円(自己負担1万円あり) |
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迷ったら2枚持ちがおすすめ
VisaかJCBのどちらを持つか迷った場合は、2枚持ちがおすすめです。
2枚持つことで、VisaそしてJCB両方の加盟店を利用できるメリットがあるほか、どちらかが磁気不良や紛失などの理由で場合使えなくなった場合、もう1枚のカードを利用できます。
さらに、2枚持ちだと、それぞれのクレジットカードの特典が利用できる点もメリットといえます。特典の内容が異なりますので、より特典が充実している方を使うことで、効率的にポイントを貯めたり、割引の適用を受けることができます。
2枚持つことで年会費が負担になると考えるなら、年会費無料のカードを選ぶとよいでしょう。一般カードなら、年会費無料で保有できるカードも多くそろっており、ご自身に合ったカードを選択できます。
Visaカードでおすすめのカードは?
これからVisaカードを作ろうと考えている人におすすめのカードとその概要を紹介します。内容をよく理解し、ご自身が使いやすいと思えるカードを申し込むようにしましょう。
ライフカード
ETCカードの年会費は初年度無料で2年目からは1,100円(税込)発生するものの、年に1回以上利用すれば無料となることから、実質永年無料で利用可能です。また、ライフカードには、入会した年はポイントが1.5倍に、誕生日月には3倍になるプログラムが用意されています。対象となるポイントには、公共料金の支払いも含まれます。
また、年間の利用金額に応じてポイント還元率がアップするポイントステージも用意されており、利用額が多いほどポイントが貯まりやすくなる仕組みです。
(ライフカードの概要)
カード名 | ライフカード |
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年会費 | 無料 |
還元率 | 0.5%~1.5% |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
付帯保険 | なし |
追加カード | ・ETCカード ・家族カード |
家族カード | あり(2枚目まで無料、 3枚目以降年会費税込1万9,800円) |
申込み条件 | 満18歳以上 (20歳未満の場合は保護者の同意が必要)電話連絡が可能な方 |
インターネットショッピング利用時には、「L-Mall」を経由して購入することでポイントが最大25倍になります。貯まったポイントは最大5年間有効ですので、忘れずに繰り越し手続きを行うことでポイントの失効を気にせず利用できる点も魅力といえるでしょう。ポイントは電子マネーやギフトカードに交換でき、1ポイント最大5円で交換できるためお得です。
カードデザインはホワイトとブラックの2種類が用意されており、好きなデザインを選べます。ポイントは最初の年は自動で繰り越されますが、その後は自分で繰越手続きを行わなければならない点に注意しておきましょう。
付帯保険がない点はデメリットですが、ネットショッピングをよく利用する人や、誕生日月のポイントアップを利用して買い物をしたいと考えている人におすすめのカードです。
auPAYカード
au PAYカードは、auユーザーにメリットの多いカードですが、auユーザー以外でも申し込めます。利用金額100円(税込)ごとに1Pontaポイントが貯まり、公共料金の支払いも対象です。さらに、インターネットショッピングでは、auPAYマーケットが用意されており、一般カードなら最大7%、ゴールドカードなら最大9%のポイント還元率です。
auユーザーならではの特典としては、毎月のauやUQmobileの利用料金を、auPAYカードで支払うことで、利用料金の1%が還元される仕組みが用意されています。
(auPAYカードの概要)
カード名 | auPAYカード |
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年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0% |
ポイントの種類 | Pontaポイント |
付帯保険 | ・ショッピング保険 ・紛失・盗難保険 |
追加カード | ・ETCカード ・家族カード |
申込み条件 | ・満18歳以上(高校生不可) ・個人で利用しているau IDを持っている ・本人もしくは配偶者に定期的安定した収入がある |
たまったポイントはauPAY残高へのチャージに利用できるほか、auの携帯料金の支払いに充てることもできます。さらに、auPAYマーケットや提携店で利用することも可能です。
auPAYカードの魅力は、年会費が無料であるにもかかわらず、付帯保険が充実している点です。ショッピング保険は自己負担3,000円で年間最高100万円まで補償。また、紛失や盗難の際には、連絡を受け付けた日から起算して60日前にさかのぼって補償されます。
auユーザーなら作っておいて損はないカードといえるでしょう。
JCBでおすすめのカードは?
JCBでおすすめできるカードは以下の3つです。それぞれの特徴について解説します。
JCB カード W
JBCカードは種類が豊富に用意されていますが、なかでもおすすめしたいのは「JCB カード W」です。
(JCBカードWの概要)
カード名 | JCB カード W |
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年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~10.5%(※) |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
付帯保険 | ・海外旅行保険 ・ショッピング保険 |
追加カード | ・ETCカード ・家族カード ・QUICPay |
申込み条件 | ・高校生を除く満18歳以上39歳以下 ・本人または配偶者に定期的安定した収入がある |
39歳までに申し込んで作成しておけば、40歳以降も引き続き年会費無料で利用でき、還元率は常時1%以上が確保されています。クレジットカードのポイント還元率は通常0.5%に設定されているケースが多く、それを考えると常に2倍のポイントが貯まる仕組みです。
そして海外旅行保険が最高2,000万円(適応条件あり)、ショッピング保険については海外利用の場合のみ年間100万円までの補償が付帯しています。また、申し込み後最短5分でカード番号が発行されるサービス「モバ即(※)」を用意。カードの発行を待たずにショッピングができる点も便利だといえるでしょう。
ポイントが貯まりやすいカードですので、さまざまな利用シーンでポイントと貯めていきたい人におすすめのカードです。また女性向けの特典が多く用意された「JCBカードW plus L」もあり、特典内容をチェックし、どちらを選ぶか決めてもいいでしょう。
※モバ即の入会条件は以下2点になります。
- 【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
- 【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
楽天カード
楽天が提供するサービスをよく利用する人ならぜひ持っておきたいカードです。ポイントがたまりやすい点が特徴で、豊富なデザインから好きなデザインを選べる点も魅力となっています。
(楽天カードの概要)
カード名 | 楽天カード |
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年会費 | 無料 |
還元率 | 1.0%~3.0% |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
付帯保険 | ・海外旅行保険 ・カード盗難保険 |
追加カード | ・ETCカード ・家族カード |
申込み条件 | ・満18歳以上・本人または配偶者に定期的安定した収入がある |
付帯している保険は海外旅行保険、死亡・後遺障害の際には最高2,000万円が補償されます。カード盗難保険は、楽天カードが紛失および盗難の連絡を受けた日から60日前以降に発生したカード不正利用の金額が補償される仕組みです。
楽天のサービスを利用することで還元率を高めることができ、たまったポイントの使い道も「月々の支払いへの充当」や楽天のサービスでの利用に使うことができるなど、豊富に用意されているため、有効に活用できます。ただし、公共料金の支払いについては還元率が0.2%となっている点に注意が必要です。
また、楽天カードの特徴は、2枚目のカードが作成できることです。2枚目のカードをもつことで、国際ブランドや、引き落とし口座を分けたりなど、便利に利用できます。さらに2枚持つことでポイントを多く貯められ、。券面のデザインも分けられますので、楽しみが増える点もメリットでしょう。
リクルートカード
常時1.2%の還元率が保証されているリクルートカードは、クレジットカードのなかでも高還元率のカードとして知られています。ポイントを多くためたい人はぜひチェックしておきましょう。
(リクルートカードの概要)
カード名 | リクルートカード |
---|---|
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.2%~3.2% |
ポイントの種類 | リクルートポイント |
付帯保険 | ・海外、国内旅行保険 ・ショッピング保険 |
追加カード | ・ETCカード ・家族カード |
申込み条件 | ・満18歳以上 ・本人または配偶者に定期的安定した収入がある |
年会費は永年無料で、たまったリクルートポイントはPontaポイントやdポイントにも交換できます。そのほか、1ポイント1円でリクルートのサービス(じゃらん・HOT PEPPER Beautyなど)でも利用できますので、リクルートのサービスをよく利用する人にはおすすめのカードです。
公共料金の支払いはポイントアップの対象とならないクレジットカードもあるなか、リクルートカードは一部公共料金の支払いでも1.2%の還元率です。さらに、リクルートのサービスを利用することで、最大3.2%が還元されます。
付帯保険の旅行保険は海外・国内に補償されます。補償額は海外が最高2,000万円、国内が1,000万円となっており、ショッピング保険は国内外共に年間200万円までと手厚い補償です。
申し込みの際にはリクルートIDが必要になりますので、まだIDを持っていない人は、事前に登録しておきましょう。
FAQ
Visa、JCBに対してよくある質問の回答をまとめています。是非参考にしてください。
- VisaカードとJCBの違いは?
- Visaはアメリカに本拠地を置く国際ブランド会社です。ただし、発行会社を持っていないため、提携している金融機関などがクレジットカードを発行しています。購入取引件数が世界シェア1位を誇っており、基本的に世界中どこでも利用できるという強みがあります。 それに対し、JCBは日本発祥の国際ブランド会社で、発行会社を兼ねている点がVisaとの大きな違いです。そのためJCBにはプロパーカードが存在しますが、Visaにはありません。 JCBはエンターテインメントに関連した特典が多い点も特徴です。東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンの優待サービスが用意されています。
- Visaカードのシェア率はどのくらい?
- 日本でのVisaのシェア率は50.8%と約半分を占めています。世界の加盟店の多く、Visaのクレジットカードをもっておくことをおすすめします。 海外での利用を視野に入れているなら、Visaは必ず持っておきましょう。
- JCB CARD Wのメリットは?
- さまざまな種類があるJCBのクレジットカードの中でも屈指の高還元率と、年会費永年無料である点が、JCB CARD Wの最大のメリットです。その他にも、Oki Dokiランド利用によるポイントアップや海外旅行傷害保険の付帯など、JCBカード全体に含まれるメリットも享受できるため、たくさんのお得を感じることができるはずです。
- JCBのシェア率はどのくらい?
- JCBの日本でのシェア率は28.0%となっています。国内での加盟店数が多いことから、日本で使うには問題ないでしょう。また国内利用では、優待サービスが多く、ポイントがためやすいというメリットがあります。 ただし、海外での利用を考えるなら、VisaとJCBの2枚持ちがおすすめです。